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新幹線でちょっと東京(中編) [雑記]

さぁて、地震後電車はすべてストップ、バス停にはバスは来ず、タクシーは捕まらず。

どうやったら錦糸町にあるホテルまでたどりつけるのか?どうしましょ(T_T)

満員のバス通過後、ふと反対車線を通過するバスを見るとガラガラ!そらここに来る人は少ないやろなぁ。

           [ひらめき]

始発駅で並べば確実に乗れるはず。ここのバスの始発駅は「東京テレポート駅」ここは「フジテレビ前」 地図で確認してみると・・・ 

        おやおや~、すぐそこやん[ぴかぴか(新しい)]

いつのまにかバス停は数十メートルの列、並んでいた列から抜け出し「東京テレポート駅」へ。道路を渡って数分の距離。そこには長い列ができていたものの並び直して待つこと数分 ・・・ ついにやって来ました空のバス!列の後ろ、乗れるかどうか微妙やったけどぎりぎりセーフ!お台場を脱出。少しでも錦糸町に近づこうと門前仲町をめざします。

取りあえずお台場を脱出したものの最終目的地は錦糸町にあるホテル。門前仲町まで行ったところでそこからどう行けばええかわからん。そこでなにげに車内にあるバスの路線図を見てみると、途中豊洲駅前で錦糸町行きのバスに乗り換えることができるらしい。しかし、一度バスを降りるとまた乗れるかどうかの保証はない。今度は始発駅まで行くことはできずにそこで待つことになる。はたして乗れるか?門前仲町までいって電車が動くのを待つか?豊洲で降りてバスで錦糸町まで目指すか?豊洲で降りてバスを待つ。もし途中で電車が復旧すれば電車に乗ることにする!そう覚悟を決めて豊洲駅前で下車。案の定、錦糸町行きのバス停には数十メートルの列。しかたなくバスを待つものの来るバスは1時間に数本。しかも満員で少し降りて少し乗り込む。なかなか列は進まない。しかし、僅かでも進んでいるので少しの希望を持とう。

寒い。

こんなことは予想だにしてないんで防寒もほどほど!気温は下がってくるし冷たい風は勢いを増す。

バス1台に10人ほどが乗り込み数メートル進む。カイロを買い、肉まんを買い、お腹と寒さを少しでも和らげる。3時間近くも待ったころ、ようやく列は先頭まで数メートル14・5人に。次のバスで乗れるかどうか微妙になってきた。そこから次のバスがなかなか来ん!! 40分ほど待ったころようやく次のバスが。まず乗っていた人が降りる、降りる。「よしよしもっと降りてくれ」と願いながら乗車口が開くのを待つ。扉が開いた!列の先頭から順次乗り込む。「頼む、乗せてくれ!乗れなければまた1時間近く待たなアカン」と悲痛な思いを抱きつつ進む。

 

やっとバスに乗り込みセーフ

これでホテルまで帰れる。。。

 

後はバスに乗っていればバスが連れて行ってくれる。順調にバスは進みこれで一安心。そのうち、バスの営業所がら運転手さんへ「メトロ○○線再開。○○線再開」と電車の運転再開の情報が入電。電車も徐々に動きはじめているようですねぇ。こちらはもうバスに乗れてるので安心です。

      と思いきや・・・・

渋滞でバスが停止してしまうことたびたび。

交通手段は道路に限られ、地元の方々は車で移動送迎する場合が多くなって当然。ちょっとした幹線道路には車があふれている様子。止まる。動く。止まる。止まる。動く。止まる。と、のろのろ運転に加え、完全に止まってしまう時間がだんだん長くなっていきます。そのうち対向車線を進んでいた運転手さんがすれ違いざま「錦糸町までそこからまだ一時間半はかかる」との情報が ・・・ 

  ガーーーん

終点まであといくつなのか、今か今かと待っていたのにまだそんなにかかるん。どうしましょ?その情報を聞いて満員乗客の半分以上の人が降りて行きます。歩いて行けるのか?どこを歩けば錦糸町へ行けるかわかる?バスの運行図を見てみると錦糸町まではあと少し。バスを降りた多くの人の後を付いていけば再開した地下鉄に乗れるかも? と、不確定ながらも前へ進むことを選択!バスを降りて歩き始めます。

確かに道路は満杯!見渡す限り車が続きピクリとも動く気配はないようです。すると、東京メトロ「住吉駅」入口が見えてきた。入ってみると半蔵門線で錦糸町駅まで一駅、電車は動いてるとのこと。さっそく切符を買いホームへ。待つことしばしで電車がホームに滑り込んできます。これでホテルへ帰れる。

錦糸町駅に着いたのが10時過ぎ。ここからホテルまでは歩いて数分。よう考えると夜は豚まん一個食べたきりやったけど、緊張していたせいかそれほどお腹はすいていなかった。まぁ、何か食べておこうかと思ったがお店はすべて閉店していて食べるものがない。うろうろしてると小さな居酒屋風の店が開いていたのでビールとつまみ程度の食事をとる。いままで移動で地震の情報は入っていなかったがその店が置いてたテレビを見て初めてこの地震の惨状を知る。仙台の長男君の様子が心配である。あらかじめメールで無事は確認していたもののこんなひどい状況で大丈夫なのかと改めて心配になる。

食事もそこそこにホテルへ。ホテルのドアの入口には「満室」の張り紙があり、ロビーには多くの人がソファーに座っていた。近くの会社の人々が帰れなくなりロビーに入れてもらっていたのかも?あらかじめ遅くなると連絡を入れておいたのでチェックインはスムーズに行われた。ホテルの部屋に入りここでやっと一息。なんとか着いた!部屋のテレビを見ながら長男君と次男君と連絡を取ります。

なんとか無事を確認し長いなが~い一日がやっと終わりを迎えた。[soon]

                                           ・・・・・続く

                                          またかよ(笑)


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